12月15日付け道から科技庁及びサイクル機構への照会(環境・エネルギー室)

12月15日付け道から科技庁及びサイクル機構への照会(環境・エネルギー室)

12月15日付け道から科技庁及びサイクル機構への照会について

 

●平成10年12月15日付け道から科学技術庁への照会文

                                  資 源 第  779 号
                                   平成10年12月15日

  国 務 大 臣
    科 学 技 術 庁 長 官
      竹   山   裕  様

 

                              北海道知事  堀  達 也

 

         幌延町における深地層の研究について(照会)

 標記の件について、平成10年11月20日、核燃料サイクル開発機構から放射性廃棄物の中間貯蔵施設の立地の考え方について説明を受けましたが、核燃料サイクル開発機構が計画する幌延町における深地層の研究に関連して、次のとおり照会します。

                                記

1 核燃料サイクル開発機構は、放射性廃棄物の中間貯蔵施設については、先の貯蔵工学センター計画を取り止めたことから、幌延町への同施設の立地は将来ともありませんとしているが、国の見解を示されたい。

2 本年2月26日の国から道への申入れ及び平成10年版原子力白書にある「高レベル放射性廃棄物の中間貯蔵については、その必要性に変わりはないことから、さらに理解を得るための努力を進めつつ、全国的な見地という考え方を十分に踏まえて取り組む」との記述は、北海道への申入れではないと理解しているが、国及び原子力委員会の見解を示されたい。

3 道としては、道内に放射性廃棄物を受け入れる意思はなく、放射性廃棄物の中間貯蔵施設や処分場を受け入れる意思はないが、国の見解を示されたい。

(経済部資源エネルギー課)

 


 

●平成10年12月15日付け道からサイクル機構への照会文

                                資 源 第  779 号
                                 平成10年12月15日

 

  核 燃 料 サ イ ク ル 開 発 機 構
    理 事 長  都  甲  泰  正  様

 

                           北海道知事  堀  達 也

 

         幌延町における深地層の研究について(照会)

 標記の件について、平成10年11月20日、貴機構から放射性廃棄物の中間貯蔵施設の立地の考え方について説明を受けましたが、このことに関連して、次のとおり照会します。

                                記

1 道としては、幌延町における深地層の研究について、研究期間中はもとより終了後においても、放射性廃棄物を受け入れる意思はなく、また、放射性廃棄物の中間貯蔵施設や処分場についても受け入れる意思はないが、貴機構の見解を示されたい。

2 幌延町における深地層の研究について道民合意が得られた場合には、深地層の研究終了後の措置等について、北海道や幌延町及び周辺市町村との間で協議する意思があるかどうか見解を示されたい。

3 上記1及び2に関し、北海道や幌延町及び周辺市町村との間で協定等を締結する意思があるかどうか見解を示されたい。

(経済部資源エネルギー課)

 

 

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