温室効果ガス(GHG)排出の現状

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国内と道内の農林水産分野の温室効果ガス(GHG)の排出量と吸収量

 2019(R元)年度の国内の農林水産分野におけるGHG排出量は4,747万トン。日本全体排出量の4%となっている。一方で、GHG吸収量は4,590万トンで、このうち森林4,290万トン(94%)、農地・牧草地180万トン(4%)となっています。
 2018(H30)年度の道内の農林水産分野におけるGHG排出量は701万トン、本道全体排出量の10%で、GHG吸収量は954万トン。このうち森林853万トン(89%)、農地・牧草地86万トン(9%)となっています。
 国内と道内の農林水産分野の温室効果ガスの排出割合を比べると、道内は家畜の飼養頭数が多いことなどから家畜由来のメタン(CH4)の割合が高くなっています。

GHG排出量と吸収量

農業分野における温室効果ガス(GHG)の発生要因と基本的な削減対策

 温室効果ガスには、CO2(二酸化炭素)、CH4(メタン)及びN2O(一酸化二窒素)がありますが、農業生産活動に伴う燃料消費の際や、肥料の施用、ほ場中の稲わらなど土壌から発生するもの、家畜の消化管内や排せつ物から発生しています。
 温室効果ガスの種類や発生要因に応じた基本的な削減対策は以下のとおりです。

3_○基本的な低減対策 (JPG 177KB)

カテゴリー

食の安全・みどりの農業推進局食品政策課のカテゴリ

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