北海道らしい食づくり名人(05日高)銀聖プロジェクト

 

(05日高)銀聖プロジェクト【伝承名人】


 

 

  【申込区分:支庁推薦】
農 林 業 水 産 業 食品加工 料   理 食 文 化
    ○  

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登録番号168

~漁業者と加工業者が結束して「銀聖ブランド」確立へ取り組み!
    魚食の普及、食育にも尽力

団体名

 日高定置漁業者組合        「銀聖プロジェクト」委員会

設立年 H13
種別  日高定置漁業者組合の関連組織
住所  浦河町
 名人のプロフィール

 輸入や養殖に押されている北海道の鮭定置網漁業に危機を感じ、北海道の天然秋鮭の安全・安心、品質の良さを消費者に知ってもらおうと日高エリアの定置漁業者や加工業者が結束して「銀聖プロジェクト」を設立しました。

 鮭が遡上する河川の清掃やさけ・ますふ化場と連携して、鮭の資源保護にも取り組むほか、海水シャーベットを使ったフローアイスシステムを導入し、鮮度と品質の向上に努めています。

 10月1日を「銀聖の日」と定め、食育を目的に、管内の小中学校の学校給食で銀聖を提供するとともに、魚食の普及、魚の生態の指導を通して、交流を図っています。

 名人から一言!

 早朝、定置網で生きたまま漁獲される「日高の銀毛鮭」。その身は、親潮が運んでくるたくさんのオキアミなどの天然の餌を食べ、鮮やかなサーモンピンクに染まり、しっとりとほどよい脂の旨みをたくわえています。そんな大自然が作り出す芸術品から選りすぐりの一品「銀聖」を一人でも多くの皆さんにお届けできるよう、これからも資源維持・品質向上に努めます。

 名人から教えてもらえること

 古くから北海道を代表する水産物である「鮭」の生産者自らが、「鮭」に関する正しい知識と、鮭を通じた「食」に対しての知識を教えてくれます。具体的には、鮭料理の実演指導や漁獲現場から販売までのプロセスを教えてくれます。 

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日高定置漁業者組合「銀聖プロジェクト」委員会 代表:佐藤勝さん                                                                                                                                

 【「銀聖」の規格】
   
1.日高沖産のもの
   2.鮮度保持を厳守したもの
   3.1尾が3.5kg以上。ただし、加工品として取り扱う場合は、内蔵物除去後の
     出来上がりが1尾2.8kg以上。
   4.銀毛さけ(体色が銀色)の中でも、他の遜色のないもの
   5.「オス」・「メス」を問わない。
   6.前各号に合致した原魚からの「内臓物」についても認める。

   銀聖プロジェクト委員会の承認を受けた取扱指定業者のみが取り扱い、一本一本
  に業者名がわかるイニシャルと通し番号が入った銀聖シールを貼り、取扱指定業者が責
  任を持って品質管理する体制をとっています。

 日高定置漁業者組合のホームページ

 

 

 備考
 【名人の要件】
 ・北海道らしい特色ある水産物を生産している
 ・北海道らしい特色ある手法により水産物を生産している
 ・北海道らしい特色ある地場産原料を活用して加工品を作っている
 ・地域の食文化や農林水産物等、北海道の「食」に関して精通している
 
 伝承名人に関する情報
経歴

第4回コープさっぽろ農業賞 漁業の部で漁業大賞受賞

指導・助言できる内容 魚食の普及、魚の生態、鮭料理や加工品作りについて
指導・助言を依頼する場合の連絡先 0146-22-6770(代表・佐藤勝さん)
その他特記事項 特になし
 
 
 

 

カテゴリー

食の安全推進局食品政策課のカテゴリ

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