Q13

 

 

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Q13 有機栽培は農家が安心して取り組める持続性の高い農法ですか?

 有機農業は、持続性の高い農業であることを基本原則としています。
 有機栽培農家は皆、安全・安心な農産物の生産・供給、環境の保全、健康の確保などを動機として、積極的に有機農業に取り組んでおり、なかには20年以上継続している農家も少なくありません。
 しかし、現状では病害虫による被害を受けるなど生産に不安定な面があり、また除草などの労力増大が負担となるほか、独自に販路を確保するなどの経営努力も必要です。 このため、多くの有機栽培農家は、除草や病害虫対策、土づくりなどの栽培技術を工夫し、労力の増大は家族労働や雇用労働で対応するとともに、このような農業生産を理解する消費者と様々な形で結び付くことによって経営の安定化を図っています。
 有機農業は、今後、試験研究などによって栽培技術が向上するとともに、普及啓発活動などによって消費者の理解と支持が広がれば、技術的にも経営的にも安定し、環境保全型農業として、また農家経営として持続性が高まり、より多くの生産者が継続的に取り組める農法として広く推奨できるものと考えています。

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