バットの森づくり

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アオダモという木  

  アオダモは、高さ10~12m、太さ30cm以上になる落葉広葉樹です。千島、朝鮮、北海道や本州の北部、または標高の高い場所に分布しています。天然性のアオダモは成長が遅く、バット用の成木になるまでには、60年~70年の年月が必要です。

 材質は、緻密・強靱・堅硬で、家具・器具・運動具・薪炭などに利用されてきました。少し古い話では、天秤棒にはこの木が一番だったそうです。近年、バットやテニスのラケットに使われるのは、この特性によるものです。野球選手の間では、北海道産のアオダモのバットは、反発力があって強靱で、大リーグで主流のバット用材であるホワイト・アッシュより軽いことから、優れたバット用材として注目されています。

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アオダモ資源の減少

 アオダモ製のバット材の生産は、これまで天然林に依存してきており、アオダモの植林はほとんど行われてきませんでした。そのため、小径木を保護しながら計画伐採による資源量維持が行われてきましたが、他の樹種と混生して分散生育しているうえ、バットに適した資源が奥地化しているため、高い搬出コストがかかり、長期的に安定して供給することが難しい状況にあります。

 道産のアオダモ製のバットの需要が高まるなか、道内の天然林に自生するアオダモ資源は、急激に減少してきました。

 

アオダモの植樹活動の取組

 このままアオダモ資源が減少すれば、将来的にバット用材となるアオダモ資源が枯渇する恐れがあることから、近年、全道各地においてアオダモの植樹の取組が行われるようになりました。

 道は、NPO法人「アオダモ資源育成の会」が取り組んでいる植樹活動に、由仁町の道有林をフィールドとして提供し、支援しています。

 

NPO法人「アオダモ資源育成の会」の活動紹介

 NPO法人「アオダモ資源育成の会」では、里山にアオダモを植林し良質なバット用材の育成ができれば、安価で安定した供給が可能になることから、平成12年に会を発足して以来、毎年、道内でアオダモの植樹を行っています。

 令和4年には、植樹の催しが4回行われました。

 

 7月 9日(土) 苫小牧市(国有林)  
 8月 8日(月) 栗山町(栗の木ファーム)  
 9月17日(土) 由仁町(道有林)   
10月 8日(土) 新冠町(国有林)  

  

 NPO法人「アオダモ資源育成の会」のホームページは、こちらから

  


 北海道水産林務部 森林海洋環境局 森林海洋環境課 環境調整係
電話 (011)204-5514 (直通)
                                                      

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