令和5年6月29日(木)に蘭越町において三井石油開発(株)が実施した地熱調査事業により、掘削作業中に蒸気が噴出し、現在も収束しておりません。
発生直後、作業現場周辺の河川が白濁したため、農業被害を懸念し、蘭越町は速やかに河川からの農業用水の取水を停止しました。
蒸気噴出の当初、河川からはヒ素が検出されましたが、その後の水質検査により、現在は河川の農業用水としてのヒ素基準値は国の基準値(0.05mg/L)を下回っていることが確認されており、取水を再開しているところです。
ヒ素が検出されたことにより、様々な報道がされていることから、蘭越町をはじめとした後志管内の農業者は、消費者の皆さまの反応を心配しています。
道では、皆さまに蘭越町の状況について情報提供してまいります。