地方税電子申告

地方税電子申告とは

 地方税共同機構が管理するeLTAX(エルタックス)を利用して、地方税の電子申告のほか、一部の申請・届出をインターネットにより行うことができます。
 利用時間は、月曜日から金曜日の8時30分から24時までです。(土日、祝日、年末年始を除く)

地方公共団体ごとのサービス状況

 道内すべての市町村において、法人市町村民税、個人住民税(給与支払報告書)及び固定資産税(償却資産)の申告や届出をeLTAXで利用できます。
 詳しくは、eLTAXホームページの「地方公共団体ごとのサービス状況のページ」をご確認ください。

電子申告の概要

利用対象手続

 法人道民税・法人事業税・特別法人事業税・地方法人特別税の申告手続きが可能です。
 なお、令和3年(2021年)10月から、道民税利子割、道民税配当割及び道民税株式等譲渡所得割の申告手続きが可能となりました。
 詳しくは、eLTAXホームページの「利子割・配当割・株式等譲渡所得割の電子化に係る特設ページ」をご覧ください。

eLTAXの特徴

 郵送や窓口に出向くことなく、ご自宅や事務所内にて申告手続きが完了しますので、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のためにも積極的な利用をお願いします。

  • 複数の地方公共団体に対する申告を、一括で処理できます。
  • eLTAX用ソフト「PCdesk」の自動入力及び自動計算など申告書作成のサポート機能が充実。
  • eLTAXに対応した市販の税務会計ソフトで作成した申告データを利用できます。

事前の手続き

 北海道に電子申告を行うためには、以下の事前手続きが必要となります。

  1. 利用届出
    eLTAXホームページで必要事項を入力し利用届出を行ってください。
  2. 利用者IDの受け取り等
    利用届出(新規)を提出後、利用者IDと仮暗証番号を用いて直ちに電子申告を利用することができます。
    数日後、利用届出の審査が完了した旨の「手続き完了通知」が電子メールで届きます。
  3. ソフトウェアの取得
    電子申告データの作成・送信に必要となるソフトウエア(PCdesk)をeLTAXホームページよりダウンロードします。利用届出を行うと利用者IDと仮暗証番号が取得できます。
    仮暗証番号を変更してください。(有効期限がありますのでご注意ください。)
<参考>
 他の都府県や市町村に利用届出を行い、既に利用者ID等を受け取っている場合は、北海道を申告先として追加するだけでご利用いただけます。

電子申告の流れ

 基本的な申告手順は以下のとおりです。

  1. 申告データの準備
    「PCdesk」で、利用届出時に入力した情報等を基に申告データのひな形を作成します。
  2. 申告データの作成
    「PCdesk」またはeLTAX対応の市販税務会計ソフトで申告データを作成し、電子署名を付与し、電子証明書を添付します。
    なお、関与する税理士等が申告データを作成し送信する場合は、納税者(法人)の電子証明書は不要です。
  3. 申告データの送信
    利用者ID及び暗証番号入力してポータルセンタに接続し、申告データを送信します。
  4. 送信データの確認
    各利用者ごとのメッセージボックスがeLTAXに用意されます。ここで、送信データの内容や受付通知を確認することができます。

大法人の電子申告の義務化

 大法人(内国法人のうち、事業年度開始の時において資本金の額等が1億円を超える法人、相互会社、投資法人及び特定目的会社)が行う、令和2年(2020年)4月1日以後に開始する事業年度の申告は、電子情報処理組織を使用する方法(eLTAX)により提出しなければならないこととされました。
 そのため、従来まで送付していた紙の申告書については、送付を取りやめます。
 なお、義務化の対象法人が紙でした申告は無効となり、不申告加算金がかかる場合があります。
 詳しくは、地方税共同機構の「大法人の電子申告義務化について」のページや電子申告義務化のリーフレット (PDF 389KB)をご覧ください。

電子申告のご利用にあたって

 法人道民税・法人事業税・特別法人事業税・地方法人特別税の申告手続きを電子申告により行う場合には、次の点に留意してください。

地方税電子申告の利用届出をされた方

プレ申告データについて

 従来の郵送により送付している申告書等の送付については中止させていただきますが、その代わりに、プレ申告データ(管理番号や既納税額が入力済の申告データ)がご利用できます。

申告データの作成

 「PCdesk」またはeLTAX対応の市販税務会計ソフトで申告データを作成し、電子署名を付与し、電子証明書を添付します。
 なお、関与する税理士等が申告データを作成し送信する場合は、納税者(法人)の電子証明書は不要です。

プレ申告データのダウンロード

 プレ申告データの準備ができると、メッセージが届きますので必要に応じて、ポータルセンタよりダウンロードして使用してください。
 郵送による申告書等用紙の送付をご希望になる場合は、お手数ですが、札幌道税事務所税務管理部へご連絡ください。

申告書等について

 電子申告には、PCdeskやeLTAXに対応している民間の税務会計ソフトにある申告書などの法令様式が使えます。
 また、法令様式以外の損益計算書や北海道制定様式等の添付書類のうち、電子ファイル化が可能なものは、添付ファイルとして申告データと同時に送信できます。
 添付ファイルとして送付いただくことが困難な場合は、郵送等により札幌道税事務所税務管理部あてに提出してください。

様式や記載要領について

 申告に必要な北海道指定様式や確定申告書(第6号様式)等の記載要領については、各種申請書等のダウンロードページからダウンロードできます。

提出先について

電子申告に係る利用届出、申告データの提出先は、札幌道税事務所税務管理部となります。

国税電子申告・納税システム(e-Tax)について

 すでに国税電子申告・納税システム(e-Tax)において「電子申告・納税等の開始届出書」を提出し、電子申告や納税をされている方でも、eLTAXへの利用届出が必要になります。

電子証明書について

 eLTAXでは、申告データを送信する際に電子証明書が必要となります。
 (関与する税理士等が電子申告するときは、納税者(法人)の電子証明書は不要です。)
 なお、利用可能な電子証明書は、地方税共同機構の「利用できる電子証明書」をご覧ください。

電子申請・届出の概要

利用対象税目

 法人道民税・法人事業税・特別法人事業税・地方法人特別税(電子申告可能な税目と同じです)

利用できる申請・届出

 法人設立・設置届出書
 異動届出書
 法人税に係る確定申告書又は連結確定申告書の提出期限の延長の処分等の届出書
 申告書の提出期限の延長の承認申請書(二)

電子申請・届出の流れ

 本人が利用者IDをお持ちの場合の電子申請・届出の流れは以下のとおりです。
 なお、本人が利用者IDをお持ちでない場合やの場合や代理申請の場合など詳しくは、eLTAXホームページをご覧ください。

  1. eLTAXホームページご利用メニューの電子申請・届出をクリック。
  2. ご利用方法の選択とログイン
  3. 税理士認証局(日本税理士連合会)
  4. 申請・届出先選択
    提出先を選択します。
    作成する申請・届出書を選択します。
  5. 利用者情報の確認
    表示される利用者情報を確認し、必要に応じて修正します。
  6. 申請・届出書の作成
    申請・届出書の様式に必要事項を入力します。必要に応じて、添付書類や財務諸表を追加。
  7. 電子署名
    申請・届出書に電子署名を付与します。
  8. 送信
    申請・届出書一式を、ポータルセンタへ送信します。

提出先について

 電子申告・届出に係る提出先は、札幌道税事務所税務管理部となります。

eLTAXに関するお問い合わせ

 不明な点がある場合は、eLTAXホームページの「よくあるご質問」等をご覧ください。
 「よくあるご質問」等をご覧になっても解決しない場合は、ヘルプデスクへ問い合わせフォーム又は電話でお問い合わせください。

  • 問い合わせフォーム
    問い合わせ方法:eLTAXホームページの問い合わせフォームに内容を入力して送信
    受付時間:24時間受付(運用時間9時から17時30分)
  • 電話
    電話番号:0570-081459(IP電話やPHSなどをご利用の方は03-5521-0019)
    受付時間:9時から17時(土日、祝日、年末年始を除く)

電子申請に関するお問い合わせ先・提出先

 申告等の内容に関するお問い合わせは、札幌道税事務所税務管理部へご連絡ください。

 〒060-0003
 札幌市中央区北3条西7丁目 道庁別館2階

 電話番号:011-204-5083

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お問い合わせ

総務部財政局税務課事業税係

〒060-8588札幌市中央区北3条西6丁目

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011-204-5062
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